コードレスで機動性に優れた HYTORC バッテリー電動トルクレンチ「LST / LGX」の使い方を解説します。バッテリー充電から締付け完了までの操作手順をわかりやすく説明します。
安全で正確な締付けのために、作業開始前に以下の4点を確認してください。
作業前に必ず充電残量を確認。充電式リチウムイオンバッテリーを使用します。予備バッテリーを用意しておくと作業効率が上がります。
ボルト/ナットサイズに対応したドライブソケットを選択・装着。LST/LGXのドライブ規格に対応したものを使用します。
LST/LGX専用リアクションアームを選択・装着。作業スペースと反力の取り方に合わせて向きを調整します。
設計仕様書または締付け基準に基づく目標トルク値を確認。電動モデルはデジタルで直接トルクを設定できます。
LST・LGX Series の標準的な操作手順です。6ステップで締付け完了まで解説します。
充電済みバッテリーをLST/LGX本体にセット。バッテリーロックが「カチッ」とはまるまで確実に押し込みます。電源ボタンを押してLEDインジケーターで充電残量を確認します。
正転・逆転スイッチを締付け方向(正転)に設定。ドライブ部にソケットをセット後、リアクションアームを本体に装着し、作業方向に合わせて向きを調整します。
本体または操作パネルのボタンで目標トルク値を設定。デジタル表示で正確な設定が可能です。LST/LGXはN·m単位で直接設定できます(機種により ft-lbf表示も可)。
ソケットをナット/ボルト頭に差し込み、リアクションアームを固定点(隣接ボルト等)に当てます。リアクションアームが安定しているかを確認してから操作を開始します。
トリガーを引いて締付け開始。設定トルクに達すると電子制御で自動停止します。停止後は必ずトリガーを離してから次のボルトへ移動します。
全ボルト締付け完了後、全周の確認締めを実施。デジタルモデルは締付け結果(トルク値・締付け数)を表示・記録できます。
リアクションアームが不安定だと工具が暴れる危険があります。必ず固定点に確実に当てていることを確認してから操作してください。
リチウムイオンバッテリーは過放電・過充電に弱い特性があります。長期保管時は充電残量50%程度を保ち、高温・直射日光を避けて保管してください。
LST/LGXシリーズは使用頻度に応じた定期校正を推奨します。MHSでは電動トルクレンチの校正・修理サービスを提供しています。
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