デジタルトルク表示とデータ管理機能を搭載した HYTORC の高機能バッテリー電動トルクレンチ「LION」の使い方を解説します。締付けデータの記録・管理まで含めた操作手順を説明します。
LIONの高精度デジタル機能を最大限に活かすため、作業開始前に以下の4点を確認してください。
LION専用バッテリーを満充電にして用意します。予備バッテリーを準備しておくと大規模作業でも安心です。
LION対応のドライブソケットとリアクションアームを選択・装着します。機種ごとのドライブサイズを確認してください。
締付け記録を取る場合は、HYTORC専用アプリ(iOS/Android)を事前にインストール。Bluetooth接続の設定を確認します。
設計書・施工仕様書の締付けトルク値を確認。LIONはN·mまたはft-lbfで直接設定できます。
LION Series の標準的な操作手順です。5ステップで締付け・データ記録まで解説します。
LIONにバッテリーをセット。電源ボタンを長押しして起動します。デジタルディスプレイが点灯し、バッテリー残量と前回設定値が表示されます。
正転・逆転スイッチを締付け方向(正転)にセット。LION本体にドライブソケットとリアクションアームを装着し、各ロック機構が確実に固定されているか確認します。
操作パネルのボタンで目標トルク値を設定。LIONは高精度のデジタル設定が可能で、±3%以内の精度でトルク管理ができます。Bluetooth接続時はスマートフォンアプリからも設定・確認が可能です。
ボルトにセット後、トリガーを操作。ディスプレイにリアルタイムでトルク値が表示されます。設定値に達すると自動停止し、完了音とLED点灯でお知らせします。
締付け完了後、ディスプレイがRELEASEモードに切り替わります。トリガーを離すと反力が自動解放され、工具をスムーズに取り外せます。全ボルト完了後にデータ記録機能で締付け結果を保存してください。
LIONはデジタル制御電子機器です。強い衝撃・水没・極端な温度環境での使用は避けてください。落下させた場合は必ず動作確認を実施してください。
LIONのデータ記録機能を活用することで、フランジ締付け管理記録書(ASME PCC-1準拠)の作成が容易になります。MHSにご相談ください。
デジタルトルクレンチも定期的な校正が必要です。使用頻度に応じて年1〜2回の校正を推奨します。MHSで承ります。
デモ・選定・データ管理の活用相談など、お気軽にご連絡ください。