ハイトーク(HYTORC)の基本情報
| ブランド名 | HYTORC(ハイトーク) |
|---|---|
| 本社 | 米国ニュージャージー州マワー(Mahwah, NJ) |
| 創業 | 1968年 |
| 事業領域 | 産業用ボルト締結工具の開発・製造(油圧・バッテリー・エアートルクレンチ、テンショナー、ワッシャーシステム、油圧ポンプ) |
| 主な使用産業 | 石油化学プラント、発電(火力・風力・原子力)、製鉄、鉱山、造船、橋梁・鉄骨 |
| 日本正規代理店 | MHS株式会社(千葉県市川市) |
日本の現場では製品名を取って「ハイトーク」と呼ばれ、油圧トルクレンチそのものを指す通称として使われることもあります。
社名の由来と歴史
- 1968年、創業者 John K. Junkers 氏が米国ニュージャージー州で創業。創業時の社名は Cita Industries で、同氏が開発した油圧駆動のトルクレンチに「HYTORC」と名付け、のちにこの製品名が社名となりました。
- 以後50年以上、ボルト締結専業で製品開発を続け、油圧トルクレンチ、バッテリートルクレンチ、反力アーム不要のワッシャーシステムなど、締結の安全性と精度に関わる技術を多数特許化しています。
- 現在は世界各地に拠点と代理店網を持ち、日本ではMHS株式会社が正規代理店として販売・レンタル・修理・校正・技術指導を行っています。
ハイトークの技術的な特徴
① 油圧による繰り返し精度±3%の締結
油圧圧力とトルクが比例する構造のため、設定圧力を管理すれば締付トルクのばらつきを±3%以内に抑えられます。フランジの漏れ防止や、締付記録が求められる現場で、手工具やインパクトレンチでは実現できない再現性を得られます。
② 反力アームを不要にするワッシャーシステム
従来の油圧トルクレンチは、締付時の反力を隣のナットや構造物に当てる「反力アーム」が必要でした。ハイトークのワッシャーシステム(HYTORC Washer / HYTORC Nut / Backup Washer)は、ワッシャーの摩擦で反力を受ける構造により反力アームを不要にし、挟まれ事故のリスクと共回りの問題を同時に解消します。詳細はハイトークワッシャー。
③ 油圧・バッテリー・エアーを同じ思想で揃えられる
動力源が違っても操作体系とアクセサリ(ソケット、反力部品、ワッシャー)が共通しているため、現場の条件に合わせて機種を切り替えても教育コストが増えません。電源のない高所ではバッテリー、定修の大量締結ではエアー、超大型ボルトでは油圧、という使い分けが一つのブランド内で完結します。
④ 締付データの記録
バッテリートルクレンチ(LST・LGX・LION)はデジタルでトルク設定と締付結果の記録ができ、風力発電や電力設備で求められる締付履歴の提出に対応します。LST はデジタルコントローラーと HYTORC Connect App で目標トルクの設定・記録を一元管理し、LION はトルクと角度を同時に測定して Bluetooth でスマートデバイスへ転送できます。
ハイトークの製品体系(5つの製品群)
| 製品群 | 概要 | トルク範囲 | 代表機種 | 詳細 | |
|---|---|---|---|---|---|
![]() | 油圧トルクレンチ | 油圧ポンプと組み合わせて使う主力製品。スクエアドライブ型とカセット型。 | 160〜187,683 N·m | MXT / XLCT / STEALTH / MXT+ / AVANTI | 詳細 → |
![]() | バッテリートルクレンチ | ポンプ・ホース不要のコードレス機。LST・LGX・LIONは締付データの記録に対応。 | 〜10,847 N·m | LST / LGX / LION | 詳細 → |
![]() | エアートルクレンチ | エア駆動の高速締結機。仮締めから本締めまで。 | 65〜10,744 N·m | jGun シリーズ | 詳細 → |
![]() | 油圧ポンプ | 油圧レンチの動力源。バッテリー式・エアー式・電動式。 | — | LIGHTNING / JETPRO-S / VECTOR | 詳細 → |
![]() | ワッシャーシステム | 反力アーム不要・共回り防止・緩み止め。 | — | HYTORC Washer / Nut / Backup Washer | 詳細 → |
機種の選び方は油圧・電動・エアー トルクレンチの選び方、価格の考え方は油圧トルクレンチの価格はどう決まるかで解説しています。
ハイトークが使われている現場
- 石油化学プラント:高圧フランジの定修・増し締め。カセット型(XLCT・STEALTH)とワッシャーシステムで狭所に対応。
- 風力発電:タワーフランジ・ブレードボルトの管理締結。電源のない高所でバッテリー機(LST)を使用し、締付記録を定期点検に活用。
- 造船・海洋構造物:船体・エンジン・ハッチの高トルク締結。
- 橋梁・鉄骨:高力ボルト接合部のトルク管理と記録。
- 製鉄・重工業:圧延機・プレス設備の定期メンテナンス。
- 電力・インフラ:変圧器・発電設備の締結管理、校正証明書による監査対応。
実際の納入例は導入事例をご覧ください。
日本でのハイトークの購入・レンタル・修理窓口
ハイトーク製品の選定・見積・デモ・レンタル・修理・校正・技術指導は、HYTORC日本正規代理店のMHS株式会社がワンストップで受け付けています。ハイトークについて「まず誰に聞けばいいか」という段階から、MHSにご相談いただけます。型番が決まっていなくても、用途や現場条件だけでご相談ください。初めてハイトーク製品を検討される方、機械工具商社様からのご相談も歓迎です。お客様が普段お取引のある商社様を通じた取引にも対応します。
- 最短1日のレンタルと、修理・校正中の代替機無料貸出で現場を止めません
- 千葉県市川市の拠点から関東は当日〜翌日、全国は翌日〜2日で発送
- 各製品ページの型番ごとの「見積・レンタル →」から、型番付きでそのままお問い合わせできます
- 現場・オンラインでの操作指導、校正証明書の発行に対応
サービス内容:
- 販売:全製品群の正規品。機種選定を専門スタッフがサポート → 販売
- レンタル:最短1日から。定修・スポット工事・購入前の試用に → レンタル
- 修理・校正:純正パーツで修理、校正証明書を発行。修理中は代替機を無料貸出 → 修理・校正
- 技術指導:現場・オンラインでの操作研修 → 技術指導
〒272-0138 千葉県市川市南行徳4丁目10番1号1F
TEL 047-316-0126(平日 9:00〜18:00)/ info@mhs-tools.co.jp
機種選定・見積・デモは無料です。無料で相談する → 詳しくは問い合わせ先ガイド。
よくある質問
ハイトークとは何ですか?
ハイトーク(HYTORC)は1968年に米国で創業した産業用ボルト締結工具の専業ブランドです。油圧・バッテリー・エアー駆動のトルクレンチと、反力アームを不要にするワッシャーシステムを製造しています。日本では製品名から「ハイトーク」と呼ばれ、油圧トルクレンチの代名詞として使われることもあります。
ハイトークとHYTORCは同じものですか?
同じです。HYTORCの日本語読みがハイトークです。
ハイトーク製品は日本のどこで購入・レンタルできますか?
HYTORC日本正規代理店のMHS株式会社(千葉県市川市)に直接ご相談いただけます。ハイトークについての最初のご相談から、MHSで直接承ります。初めての方、機械工具商社様からの相談も歓迎で、販売・レンタル・修理・校正・技術指導を全国対応で行っています。電話に出るのは専門知識のある担当者だけなので、最初の電話でそのまま技術相談・見積ができます。その担当者が納品・アフターまで一貫して対応し、たらい回しはありません。見積は即日〜翌営業日、レンタルは最短1日から校正証明書付き、修理・校正中は代替機を無料で貸し出し、関東は当日〜翌日に配送します。
ハイトークの油圧トルクレンチにはどんな機種がありますか?
スクエアドライブ型のMXT・MXT+・AVANTI、カセット型のXLCT・STEALTHの5シリーズがあり、160〜187,683 N·mのトルク範囲をカバーします。
ハイトークの修理・校正はどこに依頼できますか?
正規代理店MHSが純正パーツで修理し、校正証明書を発行します。修理中は代替機を無料で貸し出します。




